長野電鉄 新OSカー引退
 
名物村山橋

(柳原−村山)

飯綱山をバックに長電名物の村山橋を渡る



木島線廃止

(四ヶ郷−中野北)

木島線営業最終日に定期列車で
ヘッドマークを付け、沿線に最後のお別れ



長野−善光寺下間の連続立体交差(地下化)に備え、23年前の昭和55年に2両1編成が新造された、長野電鉄では最新の車両新OSカー(10系)でした。
しかし、平成15年3月2日で車検が切れるため引退することとなった。

利用者に最後のお別れをするために、
3月1日と2日に特別に「さよなら記念列車」が運転された(1日は通常ダイヤで、2日は特別ダイヤで)。

最後の2日間は、前後に異なるデザインの特製ヘッドマークが掲げられました。両日でヘッドマークは前後入れ替えられ運転されました。

新OSカー(10系電車)については、長野電鉄公式ホームページや個人の方々が開設していらっしゃるホームページで詳しく解説されておりますので、簡単な説明にさせていただきました。



屋代駅ゼロキロポスト

(H15.03.01 屋代駅)

お別れのために、屋代にもやってきました。


記念品販売

(H15.03.01 新OSカー車内)

車掌が車内を巡回し、
10系電車をデザインしたピンバヂ、
ネクタイピンの記念品や記念切符の販売も行われた。




物品販売

(H15.03.02 小布施駅)

駅頭では、
過去に発売された記念切符等の物品販売が行われました。




信濃竹原交換待ち

(H15.03.02 信濃竹原駅)

2000系電車と行き違い

山ノ内線の急勾配区間では、
抑速ブレーキも使用されました。



小布施駅停車中

(H15.03.02 小布施駅)

小布施駅ではファンサービスで、
撮影のための時間が用意されました。



丸い釣手

(H15.03.01 新OSカー車内)

百貨店の広告が入った丸い釣手も引退です。



安全第一

(H15.03.01 桜沢駅)

特急列車と行き違い
さよなら列車に乗務する車掌がホームに下りて、
通過列車の安全確保をします。





(H15.03.01 善光寺下−本郷)

導入のきっかけとなった地下区間から地上区間へ出てきた新OSカー

地下区間の開通は22年前の、
昭和56年3月1日でした。


2000系2編成との並び

(H15.03.02 小布施駅)

小布施駅で特急車両2000系2編成と並ぶ新OSカー

今後も引き続き運転される2000系は新しい編成(D編成)でも昭和39年製で、新OSカーの新しさが際立つ。

残念ながら新OSカーは引退してしまいましたが、
「さよなら記念列車」の企画・運営をしてくださいました長野電鉄株式会社、および社員の皆様大変ありがとうございました。
新OSカーと最後のお別れすることが出来ました。感謝いたしております。

小布施駅でのセレモニーで社長殿がおっしゃっておられたように、どこかで第二の人生(?)を送って頂ければと思っております。

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さよなら碓氷峠